離婚の方法

離婚・・・
それは人生の一大事です。
離婚の原因はそれぞれの夫婦で異なります。

■不倫・浮気
はもちろんのこと
■金銭感覚が違いすぎた
■思いやりが見えない
■マザコン夫や嫁姑の確執
■そもそも生理的に受け付けられなくなった
■夫からのモラハラ
などなど大きなものから些細ななものまであります。
他人から見れば「えっ?そんなことで離婚するの?」と思われることでも夫婦の間ではとても耐えられることでないこともあります。
こればかりは夫婦だけにしかわかりません。
そして、夫婦のどちらかが「離婚を決意」した時にどうすればよいのか?
少し離婚の方法について考えてみましょう。

離婚の方法の前に離婚の流れを知っておく

離婚の手順

先ずはおおざっぱにでも離婚の流れを知っておきましょう。
ただ、役所に離婚届を出すだけではないのです。

  1. ①妻?夫?どちらかが『離婚』を決断する

    夫婦のどちらかが『離婚」を決意することはなにか重大な理由があると思います。
    離婚に至る「過程」や「事情」は夫婦それぞれに異なるものです。
    しかし、一時の感情で「離婚」を決断すると後悔することもあります。
    子供のこと、これからの生活のことをしっかりと客観的観点から決断してください。
    一度離婚を切り出したことでもう元の関係には戻らないこともあるのが夫婦なのです。
    今一度、感情に流されず冷静になることをお勧めします。
    いきなり離婚を切り出す前に「別居」など冷却期間を置くのも良い場合があります。
    ※ただし別居してしまうと浮気調査は格段に難しくなりますが・・・

  2. ②離婚を相手に切り出す

    「離婚」を相手に切り出すタイミングは慎重になってください。
    有利に離婚を進めるにはそれなりの準備も必要なのです。
    仮に相手の不倫・浮気など不貞行為が離婚の原因ならばきちんとした「証拠」が必要です。決定的な不貞行為の証拠があれば離婚調停や離婚裁判で有利な財産分与・慰謝料が見込めます。
    また夫が退職金を得るタイミングであれば、財産分与の際にはある程度まとまった金額がとれる可能性もあります。

  3. ③子供の親権・財産分与・慰謝料・養育費について話しあい

    離婚に際しては
    ・子供の親権(面会交流の頻度)
    ・養育費
    ・財産分与
    ・慰謝料の有無
    などをきちんと話し合う必要があります。
    また、この話し合いで決めた内容はきちんと証拠に残しておかないと後で言った?言わない?のトラブルにもなります。
    離婚協議書は必ず作成しておきましょう。相手の出方や事情にもよりますが法律的強制力のある公正証書で作成するのがベストです。
    特に養育費を支払わなくなった夫の例が多数あります。
    必ず口約束ではなくきちんと書類を作成しておいてください。
    参考:
    離婚後養育費を払わない元夫が多い!その時の元妻のとるべき対策とは
    このあたりは泥沼の離婚であればなかなか話し合いもスムーズにいかないことも少なくありません。
    そんな時はやはり弁護士など代理人を立てたり、最終的には「離婚調停」「離婚裁判」で決着をつけなくてはいけないかもしれません。
    参考:
    離婚前に知っておく離婚調停のこと|期間・費用・流れ・欠席・取り下げ

  4. 離婚後の暮らしの準備

    今の家には妻と子供たちが残り、夫が出ていく場合もあるでしょう。
    あるいは離婚前に別居という形を取っているかもしれません。
    とにかく離婚後の住まいの問題は前もって解決しておいてください。
    母子家庭では賃貸で借りれないこともあります。
    子連れで実家暮らしは肩身が狭いかもしれません。
    離婚の際にはきちんと離婚後の暮らしの準備もしておいてください。
    また、離婚後のお金の問題も楽観視してはいけません。
    慰謝料・養育費を強制的に相手に支払わせるには(強制執行)はかなりハードルが高いものです。
    最悪の事態を想定して、新しい就職先など経済的にも自立できる準備も大事です。

  5. ④役所に離婚届を提出

    夫婦が離婚に合意したら離婚届を役所に提出して離婚手続きは完了です。
    ただ、妻の場合は旧姓にもどる?今の姓のまま?転出届?母子家庭手当など離婚届以外にも手続きがありますのでご注意ください。
    参考:離婚届のトリセツ|ダウンロード・書き方・提出先・証人(保証人)


  6. ここまでできてやっと夫婦が離婚して再出発

正直、円満に離婚する方法なんてありません

なんとか円満に離婚したい!そんな方法はないの?
とも相談されますがはっきりいって円満な離婚の方法なんてありません。
離婚に至るにはやはりどちらかに原因や理由があるわけで
普通はどちらかに「離婚したい!」という気持ちが一方的にあるものであり、
相手側には「離婚したくない!」という気持ちのことも多くなかなか円満な離婚は難しいと考えておいた方がよいでしょう。
それが120%相手がに離婚の原因を作った責任があったとしてもです。

妻からの切り出す離婚の方法

離婚の話し合い

もしかしたら妻から離婚を切り出した時、夫はそれを拒絶するかもしれません。
そんな時にはどう離婚を拒む夫を納得させればいいのでしょうか?

  • 離婚しても子供には会わせるるから・・
  • 今のままの夫婦関係では子供の教育に悪影響が出るから・・
  • お互いに疑念を持ったまま同じ屋根の下で耐えられない・・・

そんな説得の仕方もいいかもしれません。

とにかく離婚の話し合いの場では冷静に話し合う

とかく、女性は感情的になりがちです。
失礼ながらヒステリックな状況ではなにも話し合いでは決まりません。
感情に任せて自分の主張を相手に無理強いしても好結果は得られません。

離婚後の生活を具体的に説明し離婚相手に現実味を与える

離婚を考えていない夫からすれば
「離婚してお前はどうやって暮らしていくんだ!」
「しばらくこのままやり過ごせば怒りは収まって元の鞘に収まる!」
とタカをくくっているかもしれません。
そこで、あなたが真剣に本気で離婚を考えていることを伝えるために、より具体的な離婚後の生活スタイルを伝えるのもいいかもしれません。
生活費や資産の分配のこと
住居のこと
子供親権や養育費のこと
これらを論理的に離婚相手に説明し、あなたの離婚の意思が固いことを理解させなければいけません。
でないと多くの離婚話はズルズルと何年も中途半端な状態が続くものです。

夫が離婚に納得しないことが予想されるなら有利に離婚を進めるために決定的証拠を押さえておく

相手が離婚届にハンコを押してくれない?
あるいは
相手が離婚について誠意のある態度を見せない?
そんな場合にはやはり離婚調停や離婚裁判を起こす必要性も出てきます。
そんな時に調停委員などをこちらの味方につけ有利に離婚話を進めるにはやはり離婚原因の決定的証拠をきちんと押さえておかないといけません。
参考:浮気調査を探偵に依頼する時の費用と選び方!浮気の決定的証拠を入手
参考:離婚前に知っておく離婚調停のこと|期間・費用・流れ・欠席・取り下げ

子供なし夫婦の離婚の方法

子供なし夫婦の離婚
幸か不幸か、子供のいない夫婦の離婚は子供のいる夫婦の離婚に比べて話し合う項目がかなり減ります。
それだけに安易に離婚してしまうケースもあります。
何度も言いますが「離婚は人生の一大事」です。
くれぐれも一時の感情に流されて安易に離婚を実行してはいけません。

子供なし夫婦の離婚の慰謝料はどうなる?

もちろん相手に不貞行為(浮気・不倫)などがあれば慰謝料は請求できます。
ただ、これを相手が納得しまい場合(例:「離婚してやるんだから慰謝料はなしだ!」)に備えて離婚調停などのためにきちんと決定的証拠を押さえておかなければいけませんよ。
参考:浮気調査を探偵に依頼する時の費用と選び方!浮気の決定的証拠を入手

子供なし夫婦の離婚の財産分与はどうなる?

婚姻期間中に築き上げた財産は夫婦の共有財産です。
ですから財産分与として1/2を請求できます。
ただ気を付けなくてはいけないのがこの財産分与は双方の申告制であるということなんです。
離婚を切り出す前に「相手名義の預貯金口座(銀行・支店)・不動産・自動車・株式などをしっかりと把握しておかないといけません。
事前に預金通帳のコピー・車検証のコピー・証券会社からの郵便物のコピーなど機会があればとっておくことをお勧めします。

住宅ローンなどマイナスの負債も財産分与にも関係してくる

私が離婚専門の不動産会社としてお手伝いをさせていただくのもこの問題があるからです。
夫婦共同で住宅ローンを組んでいるご夫婦ってすごく多いのです。
離婚してもずっと関係が続くのはあまり精神的にもよくありません。
離婚するなら住宅ローンの問題もぜひ解決しておいてください。

離婚後、住宅ローンを滞納する夫も少なくありません。
そんな時には差押・競売にもなるのです。
今回のご相談でも少々疑問が残ります。
住宅ローン残高よりも高く売れるマイホームってなかなか少ないです。
楽観的憶測でマイホームの価値を判断するのは危険です。
しっかりと信頼できる不動産会社に相談しておいてくださいね。

参考:離婚後の住宅ローンはどうする?連帯債務・借り換え・妻が住む・売却